タグ:性・ジェンダー ( 77 ) タグの人気記事

 

ぼくらのへんたい9巻/ふみふみこ

パロウが笑ったー!!
女装セラピーだな……。
やっと前を見据えられる、ですか。
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by jinloturu | 2016-02-06 04:49 | その他漫画 | Comments(0)  

先生の白い嘘4巻/鳥飼茜

切れ味よすぎだろ……。
なんか抉られるというよりしっかり研がれたナイフですぱっと斬られてるような気がする。
切れ味、よすぎる。


自立してしっかりした綾がレイプされそうになって失禁とかなんなのよなんなのよこの展開……。
どれだけ強くても「女」というだけで簡単にひっくり返されてしまう……。

早藤いっそう得体が知れないけれどもレイプ魔がモテて子供まで作ってんだぜ……そして子供ができて吐くっつー……。
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by jinloturu | 2016-01-09 20:47 | その他漫画 | Comments(0)  

弟の夫1巻/田亀源五郎

あ~わかる。時代に必要な漫画。
田亀源五郎、ついったーではよく見かけるけど実際よく知らないのよね……。

差別よくないってわかっているけどつい偏見を持ってしまう人がそれを改めていく漫画。
だからまあつい偏見を持ってしまう人が読むのはいいかもしれない。
でもまあ私に必要な漫画ではない(こういう漫画があることで救われる時期でもない)ので別にいいかな……という感じ。
どこかのインタビューで言ってた、「男体の着替えやシャワーシーンを描くことで、普段女体の性的描写を何気なく受け入れている人たちに対して男体が客体になりうる衝撃を与えたかった」みたいな話は面白いな。
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by jinloturu | 2016-01-09 20:47 | その他漫画 | Comments(0)  

あの娘が海辺で踊ってる/監督:山戸結希

2014年初頭『5つ数えれば君の夢』でがつんとやられて、年末『おとぎ話みたい』追って見れて、しかしこれだけはどうにも見る機会がなかったんだけど、やっと見れた!
そして期待どおりの作品!!


なんつーか、ド直球に山戸結希。
取り繕うことがない分むき出しの思想という臓器が転がってる。
すり減らしたい。
消費されることですり減っていく。
思うけど山戸作品の少女たちって「見られること」の自意識爆発させているのが特徴だけど誰もこじらせてないんだよな。
誰に見られたいか誰に見られることになるかはっきりしてる。(唯一『5夢』の宇佐美は少しこじらせているかもしれない)

「依存で何が悪いの」
ここ最高すぎる。
「依存のほうが愛し合うよりもむしろ強く繋がる」
わかってないから依存でダメになる、わかっているならいいんだ。
それを確信している舞子好きだー。


うわって思ったのは舞子の悪評を聞いて、「まあ……」と返す菅原……。
穏便であること。仏であること。舞子と一緒にいること。
どうして決別しようとしたのだろう。
古野の三味線で踊り子するって言い出したのってあれ決別宣言同様だよね?
もはや自分の望みと舞子の望みが決裂してしまったから送り出すのがベターだと思ったのだろうか。


最後に「お前もやっと気づいたか、恋心に」がくる、あああれを恋愛として規定してしまうのか、と残念に思ったのだが、
「菅原は私の恋人だから」
「レズなの?」
「比喩も通じないの」
これがあることでこの「恋心」を「比喩」として解釈することを許される。
取り残される悲哀かー……。



もうねー、構造だけを見るなら百合の安穏閉塞世界を男の乱入によって破壊される失恋ものだからそのステレオタイプは本来いらっとするんだけどね。
そこに「見るも無惨な少女の消費」が絡んでくるともうぐさぐさですわ……。


しかしこの作品それ自体がどう消費されているかを想像すると憂鬱だな……まあ想像で語るのはよくないですけど「見られること」の自意識それ自体が痛々しいという見方はやだな。

舞子が象徴しているものが「処女性」だということで男性文化人が「セックスを拒みながらも望む」と評していてうっっわーーーやだーーー!!と思ったものです。
あれで舞子の本心は望んでいると!?

……山戸監督自身は各々の解釈に任せると言ってくれるし私は私の解釈で「セックスを渇望する処女」という見方を否定しよう……。(私の中で、ね。それが間違いだと言ってくつもりはない)


舞子は「女体は消費されるべきものだから美しい容姿を持った自分は正しく消費されなければならない」と考えている気がして。
そしてそれが自分をすり減らしていくことだと知ってるし消費されることは汚されていくことだと思ってる。
だから菅原が汚されるのが嫌だった。

でも菅原の躍りが古野に見られ「孕んで」しまって「流産」も失敗しもうあとは菅原がすり減らされていく一方で。(と舞子は思って)
だから一人で東京に。
菅原が消費しつくされていく絶望によって、ならば絶望の上塗りをと自傷するためのデビューなのだ……。



ってことだよね?!
エンディングめっちゃつらかったな?!?!

……タグ、「すき、印象的」をつくってよかったな。「すき」ではないもの。




追記。
あの娘新聞を読んだ。
監督、ミソジニーを内面化している人だ。やっとぼんやりしていたものが繋がった。
舞子は「消費されるべき」ではなく「消費されてしまうもの」という絶望と諦めを抱いているのか。
ミソジニーの内面化は本来苦しいだけだ。ほどかれるべきものだ。
しかしその苦しさがこんな芸術を産み出すのなら私はそれになんと言えばいいんだろう。
踊らずにはいられない。
セックスに自分の心が惹かれてしまうのではない。「カスタマイズ」されているのだ……。
と、考えてしまっているのだそしてそこでは女同士のホモソーシャルなどあまりにもろい。
そう確信してしまっているからこそ、ミソジニーを甘受しているからこそ、女同士の関係をもろいものにしておきたい男性層にもウケることができた、届くことができたのだ、と、邪推する。

友情以上恋愛未満の女同士の濃い関係、だなんて百合文化に浸かっている私からすれば日常であり王道なんだけど、そうとはしていない文化圏もあるんだなあ、と思った。

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by jinloturu | 2016-01-01 15:24 | その他 | Comments(0)  

きのうなに食べた?11巻/よしながふみ

うおっパートナー証明含む条例の話どきっとするな。
そしてそれをカムに繋げてしまうのもどきっとするな。
「渋谷区に転居してしまうんじゃないかと」……。
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by jinloturu | 2016-01-01 15:21 | ショート・ギャグ・短編集 | Comments(0)  

明日はきみと笑うシャラララ/くもはばき

概ね良かった。
だが、他のレビューを見て「ああこれ絶対私好きなやつ!!」と思ったものは大体期待はずれの法則……。
両片想いにわくわくしてたら思ってたのとは違った……。
ただ、好きな人にそうと知れぬまま思いもよらなかった棚ぼたセックス展開は好物なのでちょっと喉がきゅんとした。


好きなのはセクシャリティ描写ね。これすごい安心した。
「お笑いにおけるゲイネタ」っていう繊細すぎる話をこうも昇華できるのかと。
「誰かを傷つけない優しく温かいネタ」、ね。
最後の中本との漫才、本当にギリギリのネタだったけど、「同性愛を異常なもの、それ自体で笑えるものとして描かない」ことを徹底していて、これは相当セクマイについて調べてないとできない挑戦だなあと。
すげえよ。
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by jinloturu | 2015-12-31 15:18 | BL小説 | Comments(0)  

しまなみ誰そ彼1巻/鎌谷悠希

うああああ……いてえ!!
びしばしいてえよ!!!


これ……うん、そう、これ。
これこそ日本の「差別」と「抑圧」。こういう作品を求めていた。
未だに「同性愛は異常」という明確な言葉を用いる人もいるにはいるけど、最近はもうみんなそれはおかしいって知ってる。
でも。
明確な言葉ではないんだ。
同性愛は異常/変/ふつうじゃない/ありえない/おかしい/ネタ/笑い者/特殊性癖……
そういう価値観を刷り込ませた空気を私たちは吸っていて、そして再生産している。

っていうことをこれでもかと突きつけられてとてもいたい……!!!

「お前、"そう"なん?」
「ああ、それ?」「兄貴が送ってきた釣り動画だよ。引っ掛かってさ。」
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(『しまなみ誰そ彼』1巻p16 鎌谷悠希)

……うああああこの絵つれえええ……。
その昔好きになりかけてた女の子に真面目な調子で「同性愛って気持ち悪いよね」って言われて「まあでも自分に関係なければいいんじゃない?」って台本読むようにすらすら返したのを思い出したつらい。
「バカじゃねーのホモなんて。きもいわそんなの」
自傷行為わかるー!!
なのに好きな人に否定されるとそれをリフレインしてしこりになってしまうたすく、溺れてる、つらい。


大地さんがさらっとカムしたかと思ったら早輝さんがカムアウトしたの!?と怒るのもまた。
その昔彼女との関係を理解してくれそうな友人らに言おうよって言っても「はあ?言えるわけないじゃんお前馬鹿?」って彼女本人にあーあーあーほんとあの内面化ホモフォビアに散々罵倒されて泣かされた過去がーーあーーーー!!


瀕死。



「たすくがホモじゃないってわかってるから。」とか「襲ってくんなよ~?」とか「親御さんはかわいそうに。」とかもうやめてよ……。
リアルでビアンにカムされてもその人に対してさえ「僕、僕は「そんなの」じゃ、」という言葉が出てきてしまうのがめっちゃつらかった。
自分を殺して殺して殺してきたんだ。


早輝さんと大地さんが額寄せて結婚式の話をするのを見てやっと自分の欲望を肯定してあげられる、そして釘ひとつやっと抜いて、「好きな男の人が居る」と人に打ち明けられる……そして返す言葉は「うん。」それだけでいい。
すごい自己受容を描いてくれた……。


聞いたところによるとどうやら作者さん自身アセクシャル自認の方らしいので今後一切の心配がない。
あっでもここで恋愛感情ない人種を否定するのね残念、みたいな魚の小骨への予防線がいらない。
あと差別を「田舎だから」という描き方をしてなかったのもいい。きっと意図的。
都会にもこれくらいの差別飽きるほど沸いてますからね。


はあ。つらいけどよくぞやってくれた……!の気持ちが大きいので2巻以降も楽しみです。
ご当地漫画としての色も全面に出ていて尾道の風景がたっぷり堪能できて、まあ今ちょうどファフナー見ているのもあるのでうふふって感じ。
背景すごく綺麗。

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by jinloturu | 2015-12-22 07:25 | その他漫画 | Comments(0)  

武道館/朝井リョウ

こう、この作品が書きたいものと、私が普段アイドルを消費して感じているものが乖離してて入り込めなかった。
自分には合わない作品だったってことな。残念。


ひたすら、「アイドルの恋愛禁止」への疑問提示と批判。
アイドルを型に収めたいドルヲタの横面ははたけたのかもしれない。恋愛禁止に疑問を感じている非ドルヲタの共感は得られたかもしれない。
でも空洞だなー、と思った。

アイドルへの悪意ばかり描かれすぎる。アイドル本人の恋愛意識が大きすぎる。
でもこれが書きたいものなんだろうな、私には合わなかった。
あと48G界隈の空気を知らないというのもある。

空洞っていうのは、じゃあ何故アイドルに恋愛禁止が求められているのかという洞察が浅いから。
このへんはどうしたってもジェンダー問題と不可分ですよ。
若さが、体型維持が、求められるのも。
だから色々なことの説得力がなかった。結末も。
これを演じなきゃいけないJJの子たちへの何重もの視線がつらいな……。


丸坊主の話にどきっとして、それから、あああの事件だな、あのグループだな、あの場所だな、あああの人か、みたいなのは面白かった。
好きなアイドルたちがネットで叩かれてるのを思い出してつらくもなった。


会話劇の「リアリティ」は朝井さんぽくてよかった。
そこで少しごまかされたけど「押し付けられる普通の女の子」像はきついかな。少々。
大地と致すとき「お母さんもこうだったのか」みたいなステレオタイプ笑った。
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by jinloturu | 2015-11-28 00:19 | 小説 | Comments(0)  

やがて君になる1巻/仲谷鳰

事前にアセク情報を聞いていたので「どっちがアセクだ?!」という見方をしていた。
こっちかーー!

そしてこれは王道にしてすごい独自性だわ。
常々私は「恋愛作品つくる人はセクマイについて調べたほうが幅が広がる」と思っているのですが、それはこうやって人を好きに「なれない」ことの孤独感を描けたりするからですね。
この作者さんが無性愛を知っていたかはわからないけど間違いなく規範からはずしたことで面白くなってる。
例の教室でみんなとの距離を感じるコマとかすごい。
「やがて君になる」と言うからには侑も先輩のように恋をするということなのか……それとも別の意味が?
恋をしないまま一緒にいるエンドを望むなあ。
あとメロンの特典豪華すぎ。かわいかった。

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by jinloturu | 2015-11-03 18:57 | 百合 | Comments(0)  

逃げるは恥だが役に立つ6巻/海野つなみ

甘い……甘いよ……!
それでいてすごいあるある感。

そして、「恋愛」と「プライベート」と「仕事」の兼ね合い……きました。
相手に応えたいと思うからこそ、都合を合わせてしまって、他の自分の生活が圧迫される……あるある。
結婚したらブラック化、ってすごい展開。
でも嫉妬からの束縛をみくりはすんなり受け入れているけど、副業なくすって手痛いんじゃ……。
結婚って束縛契約だけれども……。
まあだからラスト収入減がほのめかされたと。現代社会の縮図ですな。
「男の役割を求めてるんだから女の役割を果たさなきゃ、金くれって言いづらい」のは、わかるような気はしても、納得はいかないなあ。
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by jinloturu | 2015-11-03 18:53 | 少女漫画 | Comments(0)