<   2014年 12月 ( 52 )   > この月の画像一覧

 

朝川くんとキスをするなら/村上左知

はあ癒し。
なんでこんなにこの人の作品しっくりくるんだろう大好き。
珍しくどちらも白髪。
はい予定調和ながらほのぼのキスシーンドキッときます。
ルールシリーズも相変わらず最高。

『モーニングコール』『君と僕の……の話』『花火よりもキレイとかそんな気分』『PREASE PREASE ME』。
さっぱりした絵柄ながら細かい表情が意外と上手い。
だからドロドロしないキスシーンでもどことなくエロいのかしら。

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by jinloturu | 2014-12-09 14:30 | BL漫画 | Comments(0)  

死ぬほど好き/山田ユギ

これも表題作好きだなー。
うっかり両想い弱いですー。
「入れたいか?」
「入れられちゃうかと思った……そりゃまあ」
って会話いいですね。自然な流れでリバなやつですね。描かれてはないけど。

描かれたほうのリバの話はそんな好きじゃなかったわ。キャラが。

『愛がどうした』。

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by jinloturu | 2014-12-09 14:25 | BL漫画 | Comments(0)  

誰がおまえを好きだと言った/山田ユギ

初ユギさんだったり。
骨組みがしっかりしてる。
表題作好きだなあどこまでも自己中主人公最高!
そして挿入まではできないヘタレ攻め最高。レイプが軽く扱われがちのBL界にきてホッとします。
このふたつの描写がズバリ端的に「なぜ今まで二人がこういう関係だったのか」を説明してて、納得いく構図になってんだよね。
骨組みしっかりしてるってそういうこと。

まー不倫の話は「実は不倫じゃありませんでした」逃げに走ってて、ああそうですかーとは思ったけれども。



『照る日曇る日』『暗いトンネルの向こう』。
こういう、初めからキャラ被らないけど対等っぽい二人のリバって中々希少?
そういう場合私の脳内ではナチュラルにリバ扱いしてますが可視化されるのも嬉しいものです。
良いねえ襲い受けからのリバ。

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by jinloturu | 2014-12-09 14:13 | BL漫画 | Comments(0)  

恋愛革命/海賀卓子

読みやすい文章だな。
プライド高い完璧主義受け別にそんなに好きじゃないんだよなと思ってたけどそういうキャラが案外素直だときゅんときますね!
赤面はいついかなる場合も正義だしちゃんと相手に自分の思いを伝えてて良いです。こういうキャラがツンデレなのはもしかして微妙??
心の中では待ちわびてたくせ「キスしに来た」と言う受けに対して「ふーん」とか言っちゃう虎之介もかわいい。


社会的壁の葛藤系……。
「ホモフォビアである自由」も訴えたのは新鮮だな。「皆が皆フォビアではない」とも。


しかし後半ひどくないか……。「描写」ほとんどなく状況説明文だけの羅列。小説の体裁とは。いくらラノベといえどもな。
あと個人を指すのに「男」って言葉使うの好きじゃないし、性別とどっちを指してるのかわからなくなることもあったから乱用するなよと思いました。

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by jinloturu | 2014-12-09 10:15 | BL小説 | Comments(0)  

八犬伝14/あべ美幸

私なんでこれ読んでんだっけ……。

荘介と信乃の話が気になるからかな。

蒼みたいなキャラ全般私好きじゃないのでそこはどうでもいい。


でも話があっちいったりこっちいったり、目的不明瞭だから混乱するし遅々として進まないしオムニバスっぽくしたいのはわかるけど一つ一つの区切りが雑だし軸がよくわかんないしもうその設定知ってるよ今更ばらさなくていーよってなるし登場人物多すぎて各々の関係わかんないし覚えてられないしギャグもテンポ悪いしつまんないし同じネタ何回やるんだよって……。

そもそもこの作者の画面づくりイライラすんだよな。

ふきだしはちゃんと誰が喋ってんのかわかるようにしてよ……。喋ってんのか思ってるだけなのかすらわかりづらい。拘りなのはわかったからせめて配置をどうにかしろと言いたいけど視線の流れまるで考えない独創的なコマ割りするから絶望的……。


非道な毛野の親が毛野にとって「良い親」だったってのはなんかジーンときた。

うんうん、やりたいことはわかるのよ。


どうしようかね……。

『SUPER LOVERS』は好きなのは「年の差義兄弟BL」と軸が明確だからなんですよね。たとえ画面に多少イライラしようと。


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by jinloturu | 2014-12-09 05:13 | 少女漫画 | Comments(0)  

黄泉の犬/藤原新也

最初に「えらそう」という感想を抱いてしまって、しかも麻原を端から馬鹿にしてるような印象を得てしまったため、その後が素直に読めなくなってる……。

この本の最大の意義は「麻原は水俣病だったのでは」という提言にあり、それ自体は後年の資料で知っていたのだけれども、まさにタイトルの『黄泉の犬』の章でドキリとした。

それはまんま去年自分の書いた話と真逆の世界であったからだ。(正確に言うなら、私が『ソレイユのこどもたち』から受けたイメージと。)
人間の屍肉を喰う3匹の犬。
新鮮な著者の「肉」を喰らおうと鋭く睨みつけ距離を縮める捕食者。
まだ捕らえてもいないうちからどちらが喰うか喧嘩。
私の知らない世界だ。
でも著者の言う「人間はそんな価値のあるものではないと溜飲下がった」思いは、私の結末と同じであった。

あれ、メタファーとかないので単純なんだけど、「勝手に同族と投影しかつ見下してた人に自分より価値があったと思い知る(そういう基準でしか人を計れない)」って話で。ちょっと沿わないように見えるけど、何で私はそれを死に仮託したんだろうって思ったら、生を受けた人間の価値なんてないよってことが言いたかったのかもと。
まあ私描写力ない(テーマを伝えられないとかでなくて受け手の中に物語世界を構築する力が今ないの、まあまず受け手がいないのだが)から読み返したくないんだけど!

「夢みたい」「現実感が薄い」と言うように、目の前を幻像と捉える感覚ってみんな持ってるんじゃ。それは悟りとは言わないのか。まだ違うのか。
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by jinloturu | 2014-12-06 15:06 | エッセイ・評論他 | Comments(0)  

ぼくらの11~24話

面白かったー!
とにかく世界観がいいね。
明確な悪はない。淘汰のための戦闘。
キリエ普通に死んじゃったねー。一度回避したからしばらく安心かと思ったらすぐにまた……。
あー、「続きどうなるんだろう」と思わせる謎の張り巡らせ方、不吉な雰囲気づくり、子どもたちと大人のたちの思惑、連作劇としての一話ごとの完成度、吸引力は凄くあった。
だから素直に、面白かった!と言える。

のだけれども……。
引っ掛かりを覚えざるを得ず。
価値観が一辺倒すぎる。
家族愛とか。
弱肉強食、抗おうともせず理だから仕方ないよねって終わりでいいのかよ!
それじゃコダマの話からなんの発展性もないぞ!
いやまあ一応の決着はついてるけど。生きるために。一人が全体の奉仕者となるために。
せっかく連作劇なのに個々に繋がりがあるのがウシロ近辺だけってのも。
それなのにみんなが個々に同じもののために同じ決断を下すのも。
コモは綺麗事言うくせにエゴイストなキャラだと思ってたのにあっさり戦う覚悟決めてがっくりきたよ。恐怖隠さなかったアンコも動機のないカンジも。
あとマチが契約した動機兄を殺した動機がいまいちよくわからん。なぜここにきていきなり贖罪。てーか、一つ一つ描くには尺もテンポも確保できなかったんだろーな。

まとめ方次第、って言ったけどその点では不満。結局関さんただの契約者要員笑
引き継ぎも描かれず。

まあwiki見たら不満な点はほぼアニメの改変部分みたいで、やはりアニメとしてまとめるにはね。

というか鬱成分アニメは大分マイルドなんだな。なんで?
鬱アニメ全盛期では。もうちょい前かな? 原作くらいドロドロで良かったのに。
原作キリエ凄く好きなんだけど! かっこよすぎだろ。
読もうかなーーー。

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by jinloturu | 2014-12-05 15:27 | アニメ | Comments(0)  

ぼくらの~11話

鬱アニメでも、話を追うだけなら何も考えずに見れる……。
ファフナーをね、読み込もうとしたら何度も設定こんぐらがりの壁に……。
話を追うのすら辛くなる時は嫌だなあ。
とりあえず伏線らしきものを覚えとけば。OPの歌詞もわかりやすいしなー。実は石川智晶のアニメ主題歌初めて聴く。


元々ネタバレ見て気になった作品だったから、最初の不穏さも覚悟込みで見てたけど、ワクの死亡シーンめっちゃ怖かった……。人体がペラい紙に帰してくような。キャラデザみんなモブ顔だからそれが怖いよ。声優とかも関係ないしな。
あ、CV能登さんは最後のほうまで生き残りそう。あとCV浅沼さんキリエは地味に生きてそう。ていうか願望笑 まあ他のキャラが立ってきたからどうかな……。
あのコダマの兄ちゃん(CV浅沼さん)はきっとあの会社を立て直すのだ……。
コエムシ石田さんはちょっと笑った。

今のところ、みんな腹座りすぎじゃない??
取り乱すキャラはカコでやったからもういいって??
カコは戦って死ぬより良かったよね……。倒したら死ぬって思いながら戦うの恐ろしすぎる。
ちづちゃんが先生を殺さなかったことで、このアニメの境界線がなんとなくわかった。この境界線を越えたら私はテンション上がる。
アニメの世界よ無慈悲であれ。
だから本当はダイチがやむなく遊園地破壊したり、モジが心臓移植できなかったりするほうが好み。
希望は今はないけど、彼らの日常を守る、そういう「救い」はある。
まあ自身が死ぬから日常守れやしないんだけど。戦ったあとみんな良い顔してますけども、周囲に絶望は明け渡される。
てかちづちゃん一番悲劇だよな。家族からも理解されず(これ、あからさまに毒親な描き方でないところが良い!)理解してくれた先生には裏切られ盗撮され恐らくゴムも着けてくれずコンプレックスだった姉に先生を取られて妊娠、死に際の同級生に襲われかけて突飛ばしたらほぼ過失致死、同級生母子共にジアースに生命取られるってお前……。

こういう作品はまとめ方次第ですよね。
特に原作未完中にアニメ終わったみたいだし、納得いかなければ原作読もう。

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by jinloturu | 2014-12-04 23:06 | アニメ | Comments(0)  

蒼穹のファフナー ADOLESCENCE/冲方丁

小説版。結構なパラレルワールドですね。最初から冲方さん脚本だったらこんな感じになってた可能性があったってこと?
だとしたら山野辺さんで良かったね。一騎→真矢が明らかでショックだったから笑
まあパラレルは確定だし、一騎が島出る理由までもアニメと違うならば、舞台設定以外ではそんなに気にすることはないですわね。
逆に総士→真矢が全くなかったな。まー一騎一人称小説だしな。
だから衛と咲良が名前すら出てこなくて寂しかった。咲良は「道場娘」と真矢のサヴァン症候群例で、のみか。
キャラの関係性自体はそこまでアニメと変わらなかったから、そう考えると、本当に衛は剣司と咲良だけのために戦ってたんだなあ、と、今更ながら……。
いや、まあ、アニメで他の人と交流はあるけれど。

キャラの性格はちょいちょい違うね? ファフナー未搭乗で変性意識だと?
総士お前なんなんだよ気さくに笑いすぎでしょwww不器用総士どこいった。
アニメがこれだったら後半展開全く変わってくるのでやっぱりあくまで小説用ですよね、と念押し。「えこひいきって言うんだよ」が真矢のえこひいきではなく一騎だと知ったときからもう私はスタッフも総士→一騎のつもりなんだなと理解したので。したので!(まあお前がいる場所へ帰るので念押さなくてももうね……)
しかしこの総士だと何で5年離れてたんだよってことになってしまわない?
一騎は理解してくれてるってかなりお花畑状態だったのはアニメも一緒だけどそんなににこやかだと、って思ったけどここでの二人はきっかけさえあればまたやり直せるような関係だったってことだろうか? あっさり感謝伝えられる総士がいるなんて……。HAEなんて不要だとばかりに……。とはいえ残った罪悪感は膨らむばかりという、まあある意味リアル。

翔子さまなんという萌えキャラだよ。
すっげー良い思いしてやがる。くせに死を越する痛みに耐えきれるとか「鳥に啄まれる自分の肉を想像してる」とかかなりどす黒い。これアニメで見てみたかったかも。
逆に真矢全然変わんねーなー。ここでも総士に当たり強すぎる笑

そんなんだから一騎ハーレム状態ですよ。
翔子や真矢には一層好かれ、総士とは素直に会話でき告白され、蔵前を嬉し泣きさせ、甲洋には唯一親しまれしかし一変恨まれ。おいおい。主人公イメージ強くなるな。

戦争が始まったという臨場感がこれでもかと感じられた。
この緊張感あれば1~2話も面白かっただろうなあ……。この情報量だとどれくらいの時間になるんだろ。
一騎の心理描写が克明で、ここはアニメと全く変わらない部分であろうから、辛い気持ちがひしひしと伝わってきた。
自分がいなくなることを、俺が怖がるとでも。
まあ最初の戦闘(つまり最初の見せ場)で主人公がいきなり「俺が総士の目を潰したのだ!」とかやられてても笑うかついてけなくなるからね……。
しかしスフィンクス型同化した人の顔形成できるの!
蔵前……絵面がかなりエグい……。
でもフェストゥムの美しさの描写はピカイチだわ。小説ならではですね。
あと最後の号泣描写もかなり好き。
どこだっけ、アニメで芹が泣き叫ぶとき無音にしたシーンあるけど、演出意図としては似たようなものだったはずで、だけれど更に「無音」状態である文章描写のほうが胸にくるというか、つまり私好みなのよね。
「音」の表現は聴覚に直接訴えるより視覚や触覚のほうが想像掻き立てる。

見かけたレビューに「いわく、の多ささえ慣れれば大丈夫」って書いてあったけど思ったほど多くなかった。登場人物全員語尾「なァし」とか「」を減らしたいがために地の文で台詞を書くとかの小説に比べたら全然苛々しない。
しかし状態説明文が台詞的なのはちょっと引っ掛かった。

設定面は大体ネットの情報で知ってたけど、偽装鏡面ってそうか、正反対なのか。え、無印1話太陽正反対に出てたっけ? ズレただけかと。




ROLの脚本、意外と面白かった!
脚本とか初めて読んだわ。
ああ、「ファフナー全機ロック」って敵にファフナーを奪われた場合悲劇を最小限にするための対処か。ファフナーは一行で設定説明すること多いから苦労するな。本編説明ないことすら大半だからもっと苦労するけれども。この設定、解説読んでもいまいち理解できなかったの。。

絵コンテで改変することも結構あるんだねー。
一番グッときたのは「以上が俺たちの戦いだ」のときの、大人たちの痛切にうなだれた数カットの挿入。
戦う子どもたちを前に大人が身を切られる想いをするシーン弱いのよ……。初見ではあまり気にしてなかったのに何度も見返すうちにそういうシーンで必ず泣くようになってしまった。のでこの改変良かった。
あとは毒入り餌を取り上げるんでなくて蹴飛ばす改変もかな……。
あとベタだけど僚を突飛ばしてワームスフィアーに飲み込まれる整備士とかな……!
早乙女柄鎖さん、「指揮官」としか書かれてないよ! こんなカッコいい名前なのに! 一度も呼ばれてないのに脚本すらですか! 台本は……せめて台本は。
演出不足だろうと思うのはやはり潜水艇が消滅するシーンですかね。脚本まんま再現しただけで最初ちょっとよくわかんなかった。無慈悲さを演出したということでしょうか。柄鎖たん……(´;ω;`)
一総対面シーン、脚本では総士ガチツンなんですね。画面では一騎に目を逸らされてちょっと傷ついて自分も逸らしたように見えた。
その後の一騎右手のカットは絵コンテさんの演出なんですねーたぶん。すげえ。
そしてADOLESCENCEの総士がお前誰だ爽やか状態だったから「興味ありません」て言ってくれてホッとした笑

脚本だから感情を端的に書くのはわかるんだけど感動場面の「……そっか(嬉しそう)」はネットスラングみたいでなんか笑えた。
あとここで初めて振動でフェンリルの使用をアルヴィスに伝えるってことに気づいた。


……めっちゃ長くなったな。

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by jinloturu | 2014-12-03 00:58 | 小説 | Comments(0)  

私にとってオウムとは何だったのか/早川紀代秀/川村邦光

本屋で麻原に惹かれた人って多いのかな?
今だったらネットか、とは、一概には言えないと思うけど。(あーでもイスラム国はめっちゃネット活用してるか)
まああれだよね……「貢いだから好き」みたいなもんだよね……。
あと「もう後戻りできない」と思わせる構造も。
全財産寄付して完全出家に至らせる。早川も始めは気楽なヨーガセミナーだと思ってたら「何回も受けるなら入会しちゃったほうが」と言われ入会したら出家主義にあてられ、と。
現世で具足された汚れを真我から払い落とし「本当の自分」へ覚醒すると。
情報遮断ってやっぱ人を盲目的にさせる。

葛藤する、んだよなあ。もう当たり前のこととして知っているけれども、世間はそう思ってないんじゃないか。世間のオウム観が気になる。
扉が閉まっていてくれと願い、開いてるとわかったら落胆した、とか。
自分の記述でオウムの内部を詳かにすることで少しでも罪滅ぼしになればと、上祐も野田も高橋も同じように考えてたけども、世間は、被害者は、オウムに絶対的な悪であってほしいんだろうなあ。
とはいえ林郁夫が死刑にならなかったのは被害者の許容もあったと聞くし、どこまで誠実さが伝わるかが大事?

やっぱどこででも一番葛藤がないように描かれるのは村井なんですよね……。もう死んだからその内面が明かされることは永遠にないという……。

なるほどね、「呪殺する能力がないから弟子に殺させた」と。「生き返らせられなければ呪殺もしてはいけない」と。そういう宗教的無知があってこそ麻原に従えた。
そいえば早川は普通に麻原の指示を直接聞いてるの、ね?
ポアしろっていう。じゃあ「又聞きばかりであった」って情報はこれなんなんだろ。調べないとわかんね。

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by jinloturu | 2014-12-02 16:35 | エッセイ・評論他 | Comments(0)