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終わりのセラフ6/鏡貴也/山本ヤマト/降矢大輔

細かいこと忘れてるよー。でも大筋わかれば6巻は読める。
アニメ化ですねー。見たりはしないかもなー。

強い「家族」信仰。
嫌いじゃないです。じーんときます。
鬼をも御すその一本筋の信仰は脆さと表裏一体ですな。その時がくるなら楽しみ。
(個人的にミカが一時的にではなくガチで裏切りかましたほうがゾクゾクする)

優一郎の「ミカを取り戻す」、ミカの「優ちゃんを奪う」、それぞれの上層部や人類吸血鬼の思惑が勢いどう絡み合うか楽しみ。

はい、出ました「実はコッチ系」!!
緩急つけるための日常シーンのレパートリーがセクハラ性差別しかない作家はそれだけでクソ。
少年漫画系は特に、日常会話を考えること放棄するし放棄できる環境にある。はー。
別にこれはセクマイのことだから言及してるだけで女性差別描写は見なかったことにしてるんだからね……。どの漫画でも。
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by jinloturu | 2014-12-19 00:45 | 少年漫画 | Comments(0)  

おとぎ話みたい/監督、脚本:山戸結希

結果的に現実逃避のために見たけれども、現実と遊離するような「おとぎ話」、さすがの山戸監督だった。
在学中に作ったんだっけ??

大枠は少し期待はずれの感。
「女は同じ狂い方をする」と発言する監督だから、そして『5つ数えれば君の夢』で「少女」の解体をした監督だからそれを期待してたけど、描かれた「少女」は元来の「少女」であった。
しかしこれが洗練されたものが『5つ数えれば君の夢』だと考えればまた一興。一度でそんな考察できるほどの能はないし2週間限定レイトショーって二度も見れないよ!

冒頭から文学的な台詞炸裂!
「悲しみよ」で振り向く、その冒頭シーンにドキッとして、ラストに卒業式だと判明し、それが先生のための振り返りであったと繋がる、ゾクッとした。

“見せない”演出、手を変え品を変え魅せてきて凄い迫力。
特に夜の告白シーンやばい。
先生は、手の甲のみ。本音を隠して怯える。
逆に、全身映るけれども輪郭しか見えないシホは、本音剥き出し。抽象化された存在になってこそ露になる。私のこと好きなんでしょってぶつけてしまえる少女の自意識。
脚だけ照らし出されるのもな!
抽象化っていうか、肉体抽出なんだわ。個を失い「女の脚」という記号に進んで成るんだ。
その肉体の卑しさを、疑うことなく受け入れているから。
5数はそこに疑念を抱くようになったのだから、それが“外部に触れる”ということなのかもしれない。
同じ机(=土俵)に登って初めて先生の顔が現れるのに、何でシホは逃げたんだ。あーそのときの会話忘れたわ。やっぱもっかい見たいかも……。でも無理だ。立場逆転の決裂が、何故起こった?
(追記。
顔が現れたとき、本音を剥き出しにすべきはずだったのに隠したままだったからシホは呆れて逃げた、のか。)


自販機ライトって! 面白いな!
趣里さんの横顔の上睫毛と下睫毛の間、めっちゃ好き。ていうかフェチかってくらい執拗に撮ってたな。

「あなたのために踊ります」ときて、『5数』でエリーゼのために、暴くのだろうか。手越女子と同じ屋上。まー、その作品はそれだけで考えるべきなのかもしれないけど。
でもどっちもダンスシーンが素晴らしいなあ……。
悲しみを、やるせなさを、燻りを、愛を、自意識を、爆発させる。泣きそうになった。
てかひーちゃんが再現するように踊ってくれたイベントあったなんて知らなかったよ……どっちにしろ行けなかったけどその日も新宿にいたよ……。

「謝罪は自分が許されるためのものだよ。もはや俺には関係ない」
の、衝撃。この尖鋭的な台詞を。
そして許されるために先生は何度も謝るわけだ。

エンドロール後……。
おとぎ話みたいだったのにおとぎ話になってしまったんだよ……こええ。
一カットごと一場面ごとに戯画化され、ついにはおとぎ話になってしまいましたって、何それ。いいのよね、そういう解釈で?
先生はこれからこれを抱えてこじらせていかねばならんのかよ……。

ずっと「おとぎ話」の歌が流れ続けていたわけだが、話追って読み込んで解釈してる時に更に歌詞なんか聴き取ってられないよね、聴き取ってたら繋がるとこあるシーンがあったら残念だなあ。さすがに最後はわかるけど。
カラオケのところも良かった。

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by jinloturu | 2014-12-18 03:28 | その他 | Comments(0)  

重版出来!4/松田奈緒子

今までで一番良い巻だった。
安井さんが悪役でないことも。売れて初めて冒険できる。
それを読者が知った後でも、東江さんの安井さんへの印象は変わったりしない。

才能への嫉妬、これ、きついな。プロになるのが怖いって感情もなるほどとすんなり入ってくる。
それでその中田に自分の漫画で泣かれて「救い」になる。中田は、幼い頃漫画に救われていた。漫画の持つパワーを信じてる、その強さが凄いんだ。
現実は嫉妬相手が自分を見てくれずに終わることが大半なんだろうけど、漫画のパワーの前にはね。
中田の汲み取る才能に言及して説得力もあるし。

体調管理大変だろうな……。
生理のこと、結婚出産のことまで描くのは正直女性作家だからできることですね。
男性だって描けるけど、描きたいこととしての比重は軽くなるから。
家事を自然に男性がやってる描写も。
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by jinloturu | 2014-12-16 05:53 | その他漫画 | Comments(0)  

ドリフターズ4/平野耕太

やばいあらすじだいぶ忘れてる……。そのため理解できないとこ結構あった。

しかし戦いは関係なく楽しめるのがアクションものの良いところ。
いやあ!
なんてストレスフリーな画面なんだ!!
基本的に心理描写メインの漫画好きだから、視線の流れを複雑にしてる作家を多く読むわけでね……。
こう、いかにサクサク読ませるかを突き詰めた漫画、私には新鮮なんですよ。
いや、他のバトル漫画よりも魅せたいものや何やってるかが一目でわかりやすい。
信長と与一と豊久全員時代が違うからって口調も違うの、誰が喋ってるかわかりやすくする格好の設定だ。

上手下手も基本に忠実で。主人公勢は皆上手から下手へ。
何考えてるかわからん敵の土方が突然上手から攻めてきたと思ったら、それは回を跨いで負けそう的モノローグ入れるための膳立てだったことに感動した。
こういう技術がストレスフリー画面を作るんだ。
更には一層豊久の空恐ろしさ非人間的豪胆さを逸出させる演出にもなってる。

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by jinloturu | 2014-12-16 05:26 | その他漫画 | Comments(0)  

聲の形6/大今良時

うん……やっぱり私は植野の配置が嫌いだ。
いやわかるよ、ドラマを引き出すために必要なのはわかる。
でもそんなわかりやすい「悪役」だと……。(人間らしく葛藤してるって言われても結局表面化してるのは「悪役」だ)
そしてそれを「一理ある」キャラとして配置されてるのが嫌。
自己責任論や弱者特権論みたいないわばネットの本音()の代弁者キャラ……。
だからそれは私の世界観の上で「リアル」ではない。(それゆえ世界観変わればすぐに納得できる可能性は高い)
私が見たいのはマイクロアグレッションで、まあもうこの作品にそれは期待していないけど、植野だけはまだ飲み込めないや。

今巻は独特な演出でぐいぐい心に迫った。
一人一人クローズアップ。
永束にやっとスポットライトが!!
障碍者差別描いといて容姿差別推進とか笑えなかったからな。一緒に頑張ろうと、勇気出して周りを動かしてってほしいな。
もがく周りを描いていって最後に硝子!
「聞こえない」の感覚、すごい、漫画で体感できるんだ、すごい。
会いたい、謝りたい気持ち、とても伝わってきた。
そうして石田が目覚める流れは綺麗。
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by jinloturu | 2014-12-16 05:04 | 少年漫画 | Comments(0)  

コウノドリ~2/鈴ノ木ユウ

これ一話試し読みだけしてたら読むのやめてた……。
一話だけ本当にモヤモヤした。
追い詰められて知識も得られない助けもない環境で、これから育てる自信もないのになんとか産んだばかりの整理ついてない母親に対して、「あなたのやったことは虐待です」って追い詰める産科医。
「赤ちゃんを助けたかったから救急車を呼んだんじゃないですか」って、母性神話っぽい台詞で嫌だ。自分の体が異状になって錯乱して恐怖心や不安から呼んだかもしれないだろ。
って思うのは私が赤子の立場で考えられないからだろうか。


しかしまあ、二話以降は一話はなんだったのかってくらい全方位考慮した魅せ方でほっとしたし面白かった。
「出産は病気ではないから安全だと思い込む」の重さと問題提起。
そんな危険なものなんだ……と驚くと同時に、それを乗り越えてこその感動がある。高齢初産とか母体保護のための中絶とかも。
手術シーンは概ねカットだからドラマを見せてく方針なんでしょう。
ならば社会制度への切り込みも期待したいところ。
何が正しいかはわからないとする医者漫画の肝も良い炙り出し。
多分3巻から顕在させてく展開だろうね。
しかしピアニスト設定なんなんだろ。
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by jinloturu | 2014-12-16 04:31 | ショート・ギャグ・オムニバス | Comments(0)  

極黒のブリュンヒルデ11/岡本倫

連載長くなるんだろうな……。
頭脳戦が面白いから、今巻は一休み巻新章下準備巻って感じ。
寧子記憶喪失も、完全喪失っぽくは描かれてないからあんましんみりしない。どうせ戻るんでしょ、と。その時の展開に期待はするばかり。

孵化こえええ!
えげつねええ。
いやなんつー覚悟よ。私を食べたら佳奈は助けてとか佳奈に触るなとか!
百合の匂いがしますが生憎私のツボではなく。
女キャラの扱われ方が嫌だからなのかな。
性的器みたいな。
ついに佳奈も村上に赤面か……。

てか執拗なサービスシーンなんなんだろ。テコ入れというより作者の趣味なんだろうなって気はするけどエロさすらないから性的器感増すだけ。
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by jinloturu | 2014-12-16 04:11 | その他漫画 | Comments(0)  

死にたくなるしょうもない日々が死にたくなるくらいしょうもなくて死ぬほど死にたくない日々1/阿部共実

タイトルw
コピペで済ませた。
表紙のタイトルが絵に隠れて読めないってすげえ。


意外と私タップ!のほうで読んでる話少なかったんだなー。
初見多め。

やはり一番痛いのは『おねがいだから死んでくれ』でしたね……もうなんなんだよやめてくれよ! 表紙から好きだ。
佐久田くんは正論しか言ってないのよ。田所の選民意識がただ痛いんだよ。
でも阿部さんはけして馬鹿にして終わりじゃない。そこを掘り起こすから「心がざわつく」。
佐久田くんがカースト低そうな素朴で可愛い顔してるから尚更際立つ。最初に意気投合と見せかけ落とす……、
そして時系列!!
頭の隅では前日のことかもしれないってわかってた。
でも私は「この絶望を作品に還元したのかも」と補完したがった。
最後のページで、そんな救いを求めていた自分に気づいてしまって打ちのめされました……完敗です。


『がんばれメガネ』も中々痛かった。
「あれ、実はこいつがおかしいんじゃね?」って徐々に思わせる手法ほんと上手いよな。
初めはメガネがイタいと思うもの。
阿部さんはフツウって価値観を揺るがし無化する。
『ちーちゃん~』もそれでこそのこのマン1位でしょう。
最近日本文化はフツウを見直そうとしてて良い傾向だなーと思います。
そこにあっての阿部共実人気だ。

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by jinloturu | 2014-12-15 01:52 | ショート・ギャグ・オムニバス | Comments(0)  

angelaのミュージック・ワンダー★大サーカス5th~蒼穹のファフナー まるごと全曲ライヴ!!~(BD)

ライブ映像レビューってあんましようと思ったことないけど……
一総が……!
まずブックレットのまこつさん喜安さん対談からもう大変だった。
「5秒待てって何してたんだろう」「上着着てたんじゃないですかね」
じゃあその前何してたんですかね!
と、もーうニヤニヤが抑えられない。お腹いっぱい。
いや私の一総解釈は「一度堰切れたら止まらないけどまだ見つめ合うだけの精神的セックスしてる」なんだけど。なんだけど。EXOまだ見てないから2年後のことは保留。
『Peace of mind』前の安らかで親密な声の二人はだから精神セックスしてた……。お前ら折角のライブで何してんだよ。2年クロッシングしてた幼馴染みは伊達じゃない。

コメンタリー見る限り、この台詞はangelaが考えたのかな?
「島がずっと平和であるように……」とかはまあ冲方さんとか考えなさそう?
ここな。結局2年ですから。ずっとじゃないから。辛い。まあ2年平和だったのなら本当良かったねって。いやそれさえもまだEXO見てないからわからんけど。27日まで待つ。
ラブラブな一総堪能しましたもう満足。


肝心の本編も、angela凄いパワーだった。
『蒼穹』から格好いいなあ。
ドメラバ『Separation』わくわくした。大胆アレンジ好きなんですー。
『理解と破壊へのプレリュード』の雰囲気も中々。炎が揺らめいてて。
ただうちの音響最悪だから……低音が滲んできしんで超不快だから……。『果てなきモノローグ』がね、特に入りこめず。勿体無い。
あとやっぱ「音」を楽しむなら生で聴くべきよね。家の音響凝りたいわけでもないから。
HAEを模したエンドロールの『蒼穹』が超かっこよくて、つまりライブ本編の音は軽く聴こえていたってことで。ドラムビートを体感するの好きだからBDだとどうにも……。

観客がノリノリで見てて超楽しかった! 後ろの方すら地蔵ゼロ?
ああ、ライブの総合芸術を知ってる人たちなんだな、と。
ライブ行くようなオタク層はそうなんだろうか?
こう、人気バンドのライブいくつかが全身で楽しむような観客少なかったから新鮮。
定番振りまねもあるし、そりゃアイドルだ。面白い。
そして男女半々だから『Peace of mind』の合唱ユニゾンが凄く綺麗。

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by jinloturu | 2014-12-14 23:33 | その他 | Comments(0)  

ボクラノキセキ11/久米田夏緒

くっそこれだから前世モノは!
前世は異性同士で現世が同性同士だとくっつかず、前世は同性同士で現世が異性同士だとくっつく。
はいはい見飽きた何回やるんだ!
そんなの~槐1991~で完成形ですよ!
しかも槐は異性同士の時さえ悲恋だったからね、20年以上経ってんだから蛇足でしかないのよ。

っていう、百合展開にならなかったことへの愚痴笑
いや途中まで期待したじゃん~悠がグレンなのはわかってたよ判明した途端お前皆見かよ~。
まあここは失恋確定だから百花にはもうひと頑張りしていただきたい。
「バルト様いないんだ……」って、気持ちの区切りは描かれたからね。
悠の「ふーん」が御堂への嫉妬だと解釈できる展開になってほしい。

さて、他。
「いや守るんじゃない、一緒に戦おう!」
ですよですよ、ボクセキはこれですよ!
槙のその顔! 居場所を得るのは愛に拠ってじゃないんだ、対等性なんだ。
10年代の少女漫画はこうでなくちゃ。
皆見ってほんとに何も守ってないんだよな。意図的だ。七浦は早くそこに気づかないと振られるで。


肝心なことは全然わからないのにここまで引っ張れる力は凄いな~。
前世の謎と現在未来のジレンマがそうさせる。一介の高校の一クラスって設定が上手いんだよ。「クラス」って充分な閉鎖空間だからな。
外と繋がろう話大好きなんです。そいえば5夢もだから好きなのかな。

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by jinloturu | 2014-12-09 16:28 | 少女漫画 | Comments(0)