カテゴリ:少女漫画( 75 )

 

僕と君の大切な話1巻/ろびこ

『脳内ポイズンベリー』にしろ人と人のすれ違いを深く心情描写で突き詰めて描く作家はそれを煎じつめて戯画化した作品に辿り着くものなのか……。

「男って」「女って」という、今もなにくれとなく通用してしまうカテゴライズから見る偏見を採用して「男と女は異性同士だからこそわかりあえない」に終始してしまうのはきつい。
キャラはかわいいし気に入ったし2巻でわちゃわちゃした学校編になるのが楽しみだけど、私がろびこさんに期待しているのはオタク文化的キャラ遊びもあれど巧みな心理描写が主だからなー。
そのへんは期待できないかもしれないことを覚悟しつつ買うとは思います。
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by jinloturu | 2016-03-22 20:35 | 少女漫画 | Comments(0)  

ちはやふる31巻/末次由紀

うわあああああ?!
え?え?

全然先の展開予想をしようとしてなかったから千早と新の対決だけでもかなりの衝撃を受けたのに、か、勝った??
千早が?

えええ……どういうこと……。

まあ新団体戦慣れしてないとか千早の主将としての成長とか理由になれるようなところはあるんですけどまじかー。

瑞沢が北央に、藤岡東が富士崎に負けたときの礼、ちょうど千早が下手に向かって新が上手に向かってしてるんだよね。
そして千早VS新戦でも基本構図が新→←千早。
ほんときっちり理論だてて画面つくってるよな。好き。
そしてその構図は千早の勝利を予見している。

あの「せ」を一瞬で理解できなかったのが少し悔しい。読み返したいな。
新のいやらしさがこう清々しく描かれるの好き。瑞沢主将から千早を引き剥がそうとするあたりとかも。
そして新は負けても、持ち前の負けず嫌いや小6の頃の千早像を覆されたショックはあれこそ「女としての(見下し目線で恋心を抱いていた)千早」に負けたショックなんていうみみっちさは絶対ないだろうなと思える信頼。少女漫画だよ。

太一が完全にヒロイン笑う。
「俺なんかいなくても」いじいじ→部長がいないから負けた自己肯定な。
太一が会場に現れるシーンの演出ドラマチックすぎる最高。
いなくても太一の影はずっと傍にあった。
千早が「いるみたいなの」と笑い、たいちのはちまきをつけ、太一のような主将を演ずる。
「千早」個人でなく瑞沢団体の勝利であるのなら、太一に気づいた千早の勝利それは千早と太一が新に勝った瞬間たれるんだ。
しかし恋愛感情云々のまるでないちはあら戦だったな……好き。
たいちはフラグ立つのもいいですけど新への恋愛感情は「単なる憧れだった」とかじゃなくてちゃんと恋愛感情として昇華してほしいよ。いやどうなるかなんて知りませんが。

何気に綾瀬家の千早と千歳逆転問題気になる。
今まで千歳に偏りすぎてただけではあったけどさー!お姉ちゃんの哀愁ー!


追記。
最近全巻読みなおしたら誤読だらけだったなー。まあいいけど。
そもそも私は新がかるたから離れていたことを結構失念していたぞ。
対比。対比。
「新の調子は悪くない」と明言されているので新が千早に負けた理由にはならないし、千早は「主将」になっただけで太一になったわけじゃないよな。
あと太一フラグは別に立っていなかった。

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by jinloturu | 2016-03-15 07:50 | 少女漫画 | Comments(0)  

出口ゼロ10巻/瀬田ハルヒ

はいゆうゆみいただきました!
きゅんきゅんさせてくれてありがとう……。
ゆみかが都合よいキャラになってないだけでほっとする。

この作品モブや影の薄いキャラはきちんと模範リアクションする役割を全うするので本当にゆみかまで夕日が偽物だと気づかないのかと最初ショックだったんですよ。
そこにきての「夕日ちゃん……」と泣くゆみかにときめかないはずがない。
しかしゆみかの名簿はなんだ?!
これはつづき気になる。
掲載分最終話の表紙とか百合定番の「ともだち」感あって最高ですね……「なかよし」……。
今さらながらこのブログで一番アクセス数あるの恐らく『出口ゼロ』感想なんで多分検索上位にきてるんだと思うんですけどこんな百合にはしゃぐだけの特異な感想でごめんなさいね……。
ゆうゆみわりと私のなかで1,2を争うレベルで好きな百合カプなんだけど百合好きさんにまったく見つかってない寂しさ。


咲良の真意はどこなんだ。
味方っぽさが見え隠れすると前巻のあっさり退場も納得がいく。

夕日ほんとかっこいいよ……リア時代なら間違いなく人生の嗜好根幹になるレベルの憧れを抱いていた。
フェミニンなままここまで"主人公"感全開でかっこよくあれてそれを貫ける女の子が本当に好きだよ。
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by jinloturu | 2016-03-15 07:47 | 少女漫画 | Comments(0)  

ZERO/やまざき貴子

おお、わりと好き。
キャラに感情移入できたり好きになれれば間違いなく面白かったと思う。

しかし前世・クローン・近親とてんこ盛りだな!
すげえ、そのせいで人格拒否→受け入れは前世部分でなくクローン部分で割かれた感。
最後が駆け足だったの残念だなー!
丁寧だったらもっとちゃんとわかりやすい「運命の受容」が描かれていたはず。
主要キャラたちがめっちゃあっさりと死んでいったよ……10年育ててきたキャラを……。
雅羅沙が人殺しまくって帰るとこがないっつった先のシャグナの「おかえり」は泣いた。
バツの二重人格、伏線張ってたわりに唐突感があって最後の殺し合いが……うーん……やっぱりもう少しページ割いてくれたら……。



しかし全体に漂う退廃感がとても好き。
ここが近未来の日本だとするのが。昔のZABADAKが似合う。
まだ見ぬ希望の新都を目指して。前世のラブコメ「正しい日常」。
それらが淀んで閉塞した厳しい現実をいっそう浮き上がらせる。

暁男性自認なら中性だということをからかってほしくないなー。
バツと暁の関係は確かに好きだった。
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by jinloturu | 2016-03-09 07:07 | 少女漫画 | Comments(0)  

天使禁猟区/由貴香織里

あー由貴香織里ってこの作品の方だったんだ。
絵きっれい。
90年代の少女漫画の絵好きなんですよね……一番懐かしく親しみがある。

前世ものに兄妹恋愛ものという時代感。そ、そんなに「禁忌」なのか近親……。


話は苦手なタイプ。
設定ずらずら並べられて漢字にカタカナルビ多用でもう何がなんだか把握するのが大変。
すごいこう支配体制に抗ったり頑張れば人を生き返らせることができたりという、少年漫画っぽい構造。
だから刹那が記憶を取り戻さなかったり少女漫画らしからぬ「前世もの」の描かれ方がちりばめられている。
それでいて近親愛やら「紗羅しか愛せない」やら「僕らは本当にふたりでひとりの「吉良朔夜」になったんだよ。この僕も君の一部分」やらの少女漫画性が十二分に含まれているところは面白かった。

吉良先輩のお父さんのエピソード好き……もうこの吉良朔夜もお父さんの子供なんだ愛すべき息子なんだ……北海道へ行かなかった。


あとの話はわりと結構どうでもいい。。
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by jinloturu | 2016-03-09 07:02 | 少女漫画 | Comments(0)  

A-A'/萩尾望都

こう……萩尾望都って私の中で名作文学枠……。読めば面白いけどちょっと読み進めるの面倒。
運命と自我の話だと聞いて、そういやゼーガっぽいと以前聞いたことあるなーと思ったらそうでもなかった。
ぐぐったらなるほどその話ゼーガ完結前の感想ブログだ。
そして萩尾望都の短編ってそのへんの提示した命題に白黒つけないよね。いや長編でもそういうのあったか。
たとえば表題作さあクローンは前と同じ人間か?で終わる。それが味。
タクトが男か女か選ばなかったのはヘテロ主義に回収されずに済んでよかったな。
そして鳥を殺したことを受け入れてから事が始まる……。メンタルケア。

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by jinloturu | 2016-03-06 05:57 | 少女漫画 | Comments(0)  

ライアー×ライアー8巻/金田一蓮十郎

ライアーーーーーーー!!!
次巻完結かしら。

最後のつけが回ってきた湊ー。どう出る透。

あっさり告白すき……とても。
でもさすがに最後の嘘まであっさり終わったら拍子抜けだな。ありそうだけど。

「行く?」「行こっか」
老夫婦会話めっちゃ萌えるわ!!
こういう互いに通じあってるほのぼの日常に弱い。
サンクチュアリィ……このへんのすれ違い解消ははたして。
自分がみなにしたこと思い出して吐くくらいしてほしい。
湊の告白に振り回されてる透きゅんきゅんしたよ……。

「仲直りしすぎじゃない???」wwwww桂くん的確。
金田一さんのこの台詞回し好きですね。

透あれレイプされたんだと思ってたけどそこまでではなかったか。三国さんすごい。
みなについてなにも回想されなかったのが怖い。透のみなに対する思いは申し訳なさだけだったか。
「透勝手に人のケータイ見ちゃダメだよ」って感想見かけたけどあれ透があげたみなのケータイを湊が持ってるからです……一瞬私も誤解した。

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by jinloturu | 2016-02-17 04:39 | 少女漫画 | Comments(0)  

あやかし緋扇1~5巻/くまがい杏子

私本当に本当にこういうのダメだ……気持ち悪……きもち、わる、酔う。
わりと真面目に体調にくらった。
素晴らしく相性合わないですね。
前世ものではなく転生ものだったし。
こう、でも、「少女漫画」と聞いて多くの人が今思い浮かべるのはこういうのなんだろーなー……。


好きな人といると自分が女の子だと意識しちゃう……さいですか……大変な状況だってのに妬くの妬かれるの恋愛脳……。
何より「がさつで凶暴な強い女」と「気弱でやさしいふわふわ男」が恋愛した途端ジェンダー規範に回収されていくつらさ……。
これ以上は言うまい、ひたすら私に合わない漫画なのだ。
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by jinloturu | 2016-02-17 04:38 | 少女漫画 | Comments(0)  

昭和元禄落語心中9巻/雲田はるこ

あああああー八雲師匠……。
どうやってもどうあっても死ねない……。
『死神』。助六とみよ吉の影。
アニメがもうめちゃくちゃ素晴らしくて、情緒と色気を十二分に引き出してくれたから原作深く理解できて涙ぼろっぼろだったよ……。
落語やろうとしてもできねえ心中しようとしても死ねねえ受け継がれていくんでしょうかね、、
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by jinloturu | 2016-02-17 04:35 | 少女漫画 | Comments(0)  

ボクラノキセキ13巻/久米田夏緒

あ、やばい着いていけなくなりそう。
どういうことになってるんだっけか……阿部の私怨はなんなんだ……。
完結したら読み返すタイプの漫画だなー。途中のほうがいいんだろうが。アニメ化したら面白いだろうな。

本当に守るべきはなにか。日常か、人か。
七浦と槙の対等性がどう描かれるかが目下気になります。
瀬々は「健全に現世を生く」砦と境界なので本格的に覚醒してしまったらこの恐るべき閉塞のなかどう立ち回ることになるのか。
教師たちがなんか勘づきはじめた、というのも気になり要素。
「前世」にどう落とし前つけるのかしら。
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by jinloturu | 2016-02-06 04:49 | 少女漫画 | Comments(0)