カテゴリ:エッセイ・評論他( 28 )

 

イスラム国 テロリストが国家をつくる時/ロレッタ・ナポリオーニ

世界情勢全くわかってないよ……。
辛うじてアラブの春あたりはわかるけど事件とかを「既知のもの」として扱われると困る。
勉強しよう……。

日本でオウムと関連づける言説よく見かけたけど、それはいかんだろう、と。
これは読む前からわかっていたが、読んで更に強化されました。

まず目的!
オウムはサマナでさえ武装化知らない人が多数派だったんだから。単に解脱したい修行したいだけ。
そして戦略。
先人に学び烏合の組織から卓抜したISISと行き当たりばったりのオウム。
明白だ。


本当に、各国の絡み合いのあたり複雑すぎてわかんね……。
ISISを支援すると何の見返りがあるの?


「あなた方は処刑だけを見ている。
われわれは食糧配給所をつくり、学校や病院を建て直し、水や電気の供給も再開した。食糧や燃料にも金を出している。国連は人道支援さえできないが、われわれは子供たちにポリオワクチンを接種させている。要するに、一部の行為が目立ちすぎているだけだ。われわれは、泥棒を罰する。だがあなた方だって、無関心によって大勢の子供を罰しているのだ。」(ページメモ忘れた)

ISに惹かれ入ったという青年の言。
これには、なるほどー……と思った。
いや、絶対に相容れたくないけれども、屁理屈だけれども、国家としてのインフラを整えるにはもうそれしかないのか……っていうな。
残虐行為ならいつの時代もどこの国もやっていた、やっている、わけだし……。
これを国家と認める、ことも選択肢のうちに入れた著者にはびっくりしたけど。

政治利用しかねない安倍が一番怖いです……結局自国のことだけど……。
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by jinloturu | 2015-04-18 16:31 | エッセイ・評論他 | Comments(0)  

未解決事件 オウム真理教秘録/NHKスペシャル取材班

堅実な良書。


何より「マインドコントロール」の言葉を疑い「その前に信者の責任放棄があった」と言ってくれたのが良かった。
「操られる」前に自ら「操られる」ことを望んだ人たちの集まりがオウムであったのだと私も思ってるから。
「責任分散の構造」も、改めて言われると、納得。

事件当時、警察から逃亡するサマナに対して「出頭は自然に任せる」と言った麻原。今まで麻原の思惑に従ってきたのに、いきなり任せると言われた苦悩よ……。
出頭せよって言ってたら平田も菊地も高橋も間違いなくすぐに出頭していた。

警察の捜査の観点もよくまとまってて新鮮。
波野村の強制捜査の時には内部に信者がいたから漏洩したとか。
県を跨いで捜査する体制が確立してなかったとか。
「警察は地下鉄サリン事件が起こるのを知っていた」っていうのは「怪文書」の「密閉された空間で使用すれば未曾有の惨劇が」って記述からだとか。



取材にあたってテープ解析班の「麻原って魅力的ですね」って証言も読めてよかった。
そうか、やはり、カリスマ性が彼を尊師たらしめていたのだと。信者以外の人にもそれがわかるのだと。
私も聴いてみよかな。youtubeとかにあがってるかな。
そういう話すると周りに「洗脳された?」って心配されんのあるあるwww


私はでも、当時の報道を全然知らない世代なのよね。
「当時はこう思ってたけど、実はこうだったんだ!」って衝撃がないのはちょっと残念。
「選挙大敗後に武装化したと思われていた」のとか、へえ~って感じ。

高橋シズヱさんの「報道はオウム寄りだった」の言葉とか。
その「オウム寄り」の内容はバッシングだったけど、オウム幹部やらを映してばかりで被害者に寄り添っていなかった、という意味らしい。
それも、へえ、と。



記者「みんなピュアなんですよ。純粋にオウムに何かを求めて入ってきたのに、組織が勝手に暴走しちゃって……」
デスク「お前、オウムに寄り添いすぎてないか?」「お前、被害者や遺族をどれだけ取材してきたんだ? え? 遺族は二度も地獄に突き落とされてるんだ」
(430ページより引用)


でもこれは違うよね?
オウムが一般信者の知らぬ所で暴走して可哀想だと思ったからって、オウム被害者の気持ちを慮れないことにはならないよね?
オウムへの「理解」の言葉とメディアの被害者蔑ろは関係ないじゃない。
何で白じゃなければ全部赤になるのか。
(そしてこの構図こそ、私がオウムを知りたいと思う最大の理由)

私はただの野次馬なんで、被害者については『アンダーグラウンド』さえ読んでないくらいだから、「オウム寄り」の思想を持ってることは自覚してるけど、取材する立場の人がオウムへの「理解」を拒むのであれば、一面的な見方にしかならないでしょう。
わりと切り込んでいて思考停止しない良書だっただけに残念。
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by jinloturu | 2015-03-09 05:55 | エッセイ・評論他 | Comments(0)  

男しか行けない場所に女が行ってきました/田房永子

田房さんほんと発想がすごいなあ……。
ガスコンロセックスとか、犬猫の中に一人だけ人間の女がいたから惹かれるとか、近藤の崖とか、10代男子の性欲の「微笑ましさ」とか。


おっパブって気持ち悪いな……。
なんだろう、他の風俗はそこまで思わなかったのに、おっパブだけ凄い気持ち悪い。
「男同士のコミュニケーションに女体を必要とする」ってとこかな……。


気軽に女体消費してみてーな、ソープとか一度は行ってみてーな、って思うことはあったけど、読んで思ったのはここまで「女」と「人格」を切り離して消費するなんて、私には無理だ。
「はしゃげない」。
だから妥協点としてアイドルを消費してるのかもしれない。


「女は40代が一番性欲強くなる」説に、「年を取らないと女は性欲があることを表に出せない」って言ってくれたの、ほっとした。
そうかー、嫌だったのよ。意味もなく年齢の影響だけでムラムラする時期が待ってるのかもって思うの。



一番共感した箇所、
「好きな男といる時なんかよりも、「プーさん」として話さなきゃいけない時間が一番、「自分の中の女」を感じる」
これ!!!
処世のために、他の女の子を上げるために、自分の身を守るために、道化師でいなければならないその時間!!
この、「好きな男と一緒にいる時」って所、世間的な価値観もそうだけど、それを反映した少女漫画文化に長く浸かってきたわけだから、これを「なんか」と言ってくれるところに小気味良さある。


ただ、最後のAKBの章は、手放しに納得はしたくないな、と思った。
AKBはそんなに知らないけど、私はアイドルを消費している側だから。
「童貞が風俗嬢に食われる」という表現、えっそこまで性風俗に絡めるの??って笑った。
それはドルヲタとしての実感とは遠い言葉だ。
私はアイドルに「全肯定感」「多幸感」を求めていて、それは風俗嬢でも与えられるかもしれないけど、必要項目ではないよね?
圧倒的な存在感や何かを伝えようとする搾る想いに、「食われた」ように放心することはあるけど。
まあ私アイドルの露骨な性の部分はあまり見ないようにしてるからこれも一面的な見方ではあるんだろうが。



なんかこれの感想で「田房さんはフェミではない、男そのものではなく社会構造に問題意識と怒りを持ってる」みたいなの見かけたけど、フェミニストとミサンドリー関係ないだろ……。
フェミ=ミサンドリー(だからバカにしていい存在)って思ってる人いっぱいいるんだろうなあ。
いやミサンドリーの人もいるしそうでない人もいるよっていう……。
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by jinloturu | 2015-03-09 05:53 | エッセイ・評論他 | Comments(0)  

オウム法廷連続傍聴記/佐木隆三

数多ある事件のひとつひとつの詳細を全然知らなかったな。
そんなこともやってたのか、みたいな。
そして私教団が具体的にどんな事件起こしたかにはあまり興味ないんだな……。
傾向は知ってるし、と思ってしまい読むの苦痛だった。
心理的背景やその移り変わり、社会的情勢と分析を重視してる。
まあそれには詳細知らないとなんだろうけど。

逮捕8ヶ月後に初公判とか傍聴希望者1000人越え3000人越え倍率50倍とか、20年前の社会の関心が窺える。
こないだ行った高橋克也公判余裕で抽選割れたのにな。

そしてやっぱり「家族」の闇が見えるぞ……。
林郁夫の妻が離婚しなかった理由として「片親は子供によくないと思って」「(医者を辞めて専業主婦となったため)離婚後の生活が不安だった」を挙げたり……。
出家するつもりなかったのに熱心な母親に騙され監禁されてその後母親を告訴したり……。

麻原の家族も機能不全説あるし、オウム事件は時代が生み出した病理っていうのは本当そうだよ。

ナルコやりすぎだね?そんなにして何したかったんだ?
監禁事件とかも、何が目的なのか全然見えてこなかった。
だって入会不希望者とか脱会希望者とか、無理やり引き留めずそのままサヨナラって人もいっぱいいたじゃん。
金か?という割にそうとも読み取れなかった。いや公証役場事件とかはその要因もあるっぽい?けど?
こういうのってどの文献にあたれば書いてあるのでしょう。

マハームドラー実践のために「グルの意思だ」と自我を滅却していくのが弟子の主なあり方だから、責任問題って難しいよね。
「いかにも麻原に罵詈雑言を吐くことこそ洗脳が解けた証だと煽られるが、麻原へ責任を押し付けずに自分のしたことの社会的責任を自覚して初めてマインドコントロールが解けたと言える」
みたいな著者の記述に、納得。
オウムに向けられる「マインドコントロール」の単語って全然実態を捉えない“思考停止”した言葉だと感じることが多いから嫌いだけど、これは受け入れられる。


これは途中経過を追った本に過ぎないから、いずれ、全記録も読む。
読みきれないと思うけどな……。
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by jinloturu | 2015-02-11 18:13 | エッセイ・評論他 | Comments(0)  

戦後少女漫画史/米沢嘉博

文化芸術はいつでも確立と破壊と構築の繰り返しですよね……。
面白い。
裕福な時代に「不幸」から「幸福の肯定」を描くようになったとか、学園ラブにも「外国など遠い世界」から「日常」へ引き降ろす試みがあったとか。
それが物語の矮小化へと繋がり反動でロマンスが求められたとか。(とすれば現代そろそろ骨太壮大ロマンス出てきませんかね……ちょっと現代の空気にどう落とし込めるかわからんけど)

カウンターカルチャーに目がいくのでこういうの私好きよ。
しかし学園ラブコメって40年もの歴史があるのか。よく飽きないわね。

「少女」を描くものが少女漫画であった、と。
しかし戦後から時代は変わるし、私は藤本由香里の「ジェンダーを描く」ことで定義するほうがしっくりくるり

後半は主旨がぼやけてよく見えなかったな?
著者も言い訳してるとおり、著者の見てきた歴史をまとめてるからそうなるんだろうが。
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by jinloturu | 2014-12-22 10:25 | エッセイ・評論他 | Comments(0)  

黄泉の犬/藤原新也

最初に「えらそう」という感想を抱いてしまって、しかも麻原を端から馬鹿にしてるような印象を得てしまったため、その後が素直に読めなくなってる……。

この本の最大の意義は「麻原は水俣病だったのでは」という提言にあり、それ自体は後年の資料で知っていたのだけれども、まさにタイトルの『黄泉の犬』の章でドキリとした。

それはまんま去年自分の書いた話と真逆の世界であったからだ。(正確に言うなら、私が『ソレイユのこどもたち』から受けたイメージと。)
人間の屍肉を喰う3匹の犬。
新鮮な著者の「肉」を喰らおうと鋭く睨みつけ距離を縮める捕食者。
まだ捕らえてもいないうちからどちらが喰うか喧嘩。
私の知らない世界だ。
でも著者の言う「人間はそんな価値のあるものではないと溜飲下がった」思いは、私の結末と同じであった。

あれ、メタファーとかないので単純なんだけど、「勝手に同族と投影しかつ見下してた人に自分より価値があったと思い知る(そういう基準でしか人を計れない)」って話で。ちょっと沿わないように見えるけど、何で私はそれを死に仮託したんだろうって思ったら、生を受けた人間の価値なんてないよってことが言いたかったのかもと。
まあ私描写力ない(テーマを伝えられないとかでなくて受け手の中に物語世界を構築する力が今ないの、まあまず受け手がいないのだが)から読み返したくないんだけど!

「夢みたい」「現実感が薄い」と言うように、目の前を幻像と捉える感覚ってみんな持ってるんじゃ。それは悟りとは言わないのか。まだ違うのか。
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by jinloturu | 2014-12-06 15:06 | エッセイ・評論他 | Comments(0)  

私にとってオウムとは何だったのか/早川紀代秀/川村邦光

本屋で麻原に惹かれた人って多いのかな?
今だったらネットか、とは、一概には言えないと思うけど。(あーでもイスラム国はめっちゃネット活用してるか)
まああれだよね……「貢いだから好き」みたいなもんだよね……。
あと「もう後戻りできない」と思わせる構造も。
全財産寄付して完全出家に至らせる。早川も始めは気楽なヨーガセミナーだと思ってたら「何回も受けるなら入会しちゃったほうが」と言われ入会したら出家主義にあてられ、と。
現世で具足された汚れを真我から払い落とし「本当の自分」へ覚醒すると。
情報遮断ってやっぱ人を盲目的にさせる。

葛藤する、んだよなあ。もう当たり前のこととして知っているけれども、世間はそう思ってないんじゃないか。世間のオウム観が気になる。
扉が閉まっていてくれと願い、開いてるとわかったら落胆した、とか。
自分の記述でオウムの内部を詳かにすることで少しでも罪滅ぼしになればと、上祐も野田も高橋も同じように考えてたけども、世間は、被害者は、オウムに絶対的な悪であってほしいんだろうなあ。
とはいえ林郁夫が死刑にならなかったのは被害者の許容もあったと聞くし、どこまで誠実さが伝わるかが大事?

やっぱどこででも一番葛藤がないように描かれるのは村井なんですよね……。もう死んだからその内面が明かされることは永遠にないという……。

なるほどね、「呪殺する能力がないから弟子に殺させた」と。「生き返らせられなければ呪殺もしてはいけない」と。そういう宗教的無知があってこそ麻原に従えた。
そいえば早川は普通に麻原の指示を直接聞いてるの、ね?
ポアしろっていう。じゃあ「又聞きばかりであった」って情報はこれなんなんだろ。調べないとわかんね。

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by jinloturu | 2014-12-02 16:35 | エッセイ・評論他 | Comments(0)  

A3/森達也

森さんの感傷的な文章、好きです。
「杜撰すぎる精神鑑定」の内実がわかって良かった。


「入浴は拒否する姿勢を見せないのに裁判関連には選択的無関心」のレトリック、私も騙されました……。
あー。酷すぎるね。一緒なのに、作為的に訴訟能力はあると判断。
「もうまともな収穫は得られないだろうからさっさと処刑してしまえ」という国民の声。
それでも裁判の手続きは踏むべきだと、例外はやがて演繹されて通例になってしまうと、繰り返し主張する森氏。
アイヒマン実験の怖さや、善意や正義が思考施行を歪ませるとか、私の価値観にすんなり入ってくるから同意しやすいのです。

「オウムは変わらない」。
その証拠となるサマナの「痙攣」とは。
こちら側から見ないとな。

「弟子の過剰な忖度ゆえの暴走」か「麻原の絶対命令」か。
そんな二元論じゃない、安易に四捨五入するなと。
賛同や、「よくやった」と褒めるなどが、麻原の加担であった。それゆえに暴走した。
一人一人の責任感は軽い。上から言われたから。麻原を信じたから。だからこそ、自分で決断していないからこそ、暴走できる。
弟子たちの権力闘争があったのではないかっていう弁護士側の指摘はあまりぴんときてないんだけど、どうなんだ。
てーか、『麻原裁判の法廷から』もそうだけど、ここでも裁判所側の人間味がかなり薄いというか、大衆の"正義"に迎合した存在として描かれてて驚く。
結果的に実際に、かなり意味不明な行動を繰り返すわけだけれども、これこそ安易に「民意の反映」と捉えてよいものか?と思ってしまう。
しかしそう理解するとかなり整合性のある対応をしているわけで(時系列ではなくインパクトのある地下鉄サリンから審議したとか、かなり大雑把な割りだし方で、対応しきれないのわかりきってる「被害者」を3000人と措定した挙げ句に14人に搾るとか、かなり杜撰な精神鑑定結果をそのまま法的効力のあるものとして受け入れるとか、弁護側の控訴を一日と待たずに死刑確定とか)、おいおいとしか思えなくなってくる。
そしてだからこそ、この部分が「正義」かつ「悪」として描かれるわかりやすさから、にわかには信じがたいな、と。

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by jinloturu | 2014-11-30 02:33 | エッセイ・評論他 | Comments(0)  

麻原裁判の法廷から/渡辺脩

なんだこれ、ここに書いてあること全部信じるならめちゃくちゃすぎないか、唖然。
サリンの点検が事件の二ヶ月後とか、杜撰すぎる。
「裁判の引き延ばし」と批判されてたらしいけど、普通に考えて、弁護士が裁判を引き延ばすのにどんなメリットがあるというんだ。
なんかよくわからないなあ。

ただ、検察に対して「破防法を通したい」「世間の圧力」という理由からくる疑問は理解できるけど、警察にオウムと何らかの関わりがあったとか、サリン事件が起きるのを前もって知ってたとかは、にわかには信じがたい。

これ1998年刊行なんで、後年にまとめた著作のほうも読まなきゃ。
今A3読んでるし、傍笑記も読んでから、そちらにかかろうかな。

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by jinloturu | 2014-11-17 02:18 | エッセイ・評論他 | Comments(0)  

少女漫画ジェンダー表象論/押山美知子

男装の少女考察。面白かった。
サファイアの男性性は表面行動に限られ、男性と明確に差異化する女性性の表象が瞳であり、そしてサファイアの本質は「目」=女性性であった、と。
オスカルが中性的な容姿でいられたのは顔の記号の発展によるものだとか。
オスカルの死によって制度に縛られない純粋な精神性を獲得したっていう考察、感動したけど、考えてみると死によってしか「女性身体」に付随する制度は解放できないって惨いよな……。
ベルばら読み返したくなった。

あと桜蘭高校すごいな!!
そんな意図的なジェンダー撹乱してたんか。ヒーローが泣き虫?とか。
あと特に理由もない男装って確かに今だからできることだよね。いいね、漫喫でパラ読みしてみようかな。

ほーほけって確かに厳格なシスヘテ世界ですよね。
なんか水城さんがBL描きだからってのと読んだ時今ほどセクマイ視点で読んでなかったのとであまり気にしてなかった。
私的に最後は両性性の受容だと思ってたけどそこまで言及してなかった。
主体的に力強く女性を選びとるってのも、今だからこそか、と。
てゆか紅葉と蒼が赤(女)と青(男)ってことに今気づいた笑



そいえばこないだアジア人は身体的な性差が比較的ないから異性装しやすいってツイート見かけて、確かにそうだよなと納得。男の娘だってだから生まれたのかもね。
性別移行者さんも意外と元の性別わかんなかったりするしな。
言われてびっくりした人もいるし。

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by jinloturu | 2014-11-11 21:02 | エッセイ・評論他 | Comments(0)