偏愛シンメトリー/浅見茉莉

ふおおナルシシズム……着いていけん。
所々に「同じ顔が~」って言葉が散りばめられていて、その度にしゅんと萎む萌え心。
「元々同じものだったのだ」と言う透がナルシストすぎてどうしようこれが双子モノの眼目なんだろうかだとすれば全然合わない……。

と悶々としていたら、二編めで季がそれを全否定してきてぞくっと沸き立った。
お前確信犯だったのか!(誤用)
「別の人間として好き」。
BLって男と女に付随する属性を捨てて人間同士を見つめ合わせるための装置ですけど、こういうやり方でくるとは。
双子という属性で陶酔する透がいるから、透を自分とは別の人間として見てる季が際立つと……。
でもどっちも狂ってやがる。

ナルシシズムに辟易してた時でも、リバ展開にはたぎりまして、なんだろうスイッチが違うんだな。


しかし兄弟姦を「行為そのものが禁忌」として描くんだなーとか。まあ最終的にくっつくんで近親相姦を作品として「否定」してるわけじゃないから見過ごせるけど。
そしてそのわりに父親の理解が良すぎる。バレて数日であそこまで割りきれるのすげえよ……。
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by jinloturu | 2015-01-12 19:19 | BL小説 | Comments(0)  

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