オウム事件17年目の告白/上祐史浩

私はメディアに出てくる彼を知らないからあまりその視点はわからなかったけど、当時を知る人の反応によるとまだ彼の考えが変わったことって知られていないんだな。
面白いのは「ひかりの輪」のHPで。
「何かを絶対と崇めなくていい」「信じるかはよくよく考えてからにして」「入信しなくてもいい」って書いてあるところ。
ざっと他の宗教団体のHP見たけどそんなこと書いてあんのひかりの輪だけだよ。
それだけオウムから脱しようとしてるわけで。
陰謀論を率先して展開してたことへの責任を強く感じてる。

てーか、ついこないだニュースで麻原の長男がアレフ相手に「勝手に自分の顔飾るな」って訴訟起こしたってやっててびっくり。
あ、ほんとに何も変わってないんだな、と。

いや私は気楽な立場だから信仰心は改め(検め)られるべきじゃないと思いますけど、渦中の人にとってはそれどこじゃないよなと。
長男なんて、物心ついた頃にはサリン事件一段落してて、バッシングしか知らなくて、確か小学校入学拒否されたんじゃなかったか。
あああ。連鎖っぽくて嫌だな。


ともかく。
上祐の麻原分析や当時の反省についてはわりと共感を覚える。
そして「親子関係」に着目する点も納得。
確かに、最終解脱者の親を畜生や餓鬼とするなんて異様だよね。
一瞬、ひかりの輪に入信してもいいかもって思えた。
今後はわからん。
今のところこれだと思える宗教に出会ったことない。

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by jinloturu | 2014-11-08 04:58 | エッセイ・評論他 | Comments(0)  

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